8/21(土)13:00-14:00に、目標の立て方ワークショップを開催しました。
11名の方に参加頂き、産総研特別研究員である沓澤さんより、WOOP(ウープ)を使った目標の立て方の説明と参加者のチャレンジを元にWOOP作成の個人ワーク、全体共有を行い、沓澤さんからのフィードバックをもらうという形式で進められました。

WOOPって何?
沓澤さんより、
「チャレンジしているときには誘惑の悪魔と手助けの天使が戦っている」
「誘惑の悪魔に勝つポイントはセルフコントロールです」
「セルフコントロールは誰でも持っているが、WOOPで磨き上げることができます」
と説明がまずありました。その後、
「WOOPとは、Wish(願い)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)です」
「チャレンジには、理想でポジティブな気分をあげて、いつ・何をするかという現実を考えることが重要です」
「まずは、理想に対応する願いと結果を書いてみましょう」
と、前半の個人ワークを行いました。
前半のワークあとに、全体共有と沓澤さんからのフィードバックがありました。
次に後半ワークの説明として、
「次に、チャレンジ行動を一番阻害している場面を考えてください。例えば運動習慣なら、気分が乗らなくて運動をサボってしまう、などです」
「障害が書けたら、その場面で何をするという具体的な行動を考えてみましょう」
があり、後半の個人ワークを行いました。
個人ワークの後に、全体共有とフィードバックを行いました。
中のひともやってみた
さて、ヤッチャレくん中のひともやってみました。
やってみて、自分が避けていたこと、そのときにやろうと決めた行動を書き出すことができました。中のひとは、フィジーク(ボディービル)の大会に挑戦するために日々筋トレをしているのですが、大会ではなかなか勝てなくて悩んでいます。原因は、ポージング練習をサボっているから(障害)です。そこで、計画として
「もしトレーニングするなら、大会の動画をまず観る」
をたてました。
ワークショップのあとにこの計画に取り組んだところ、ポージング練習に集中できるようになりました。

参加者の感想
ワークショップ後にアンケートを取りました。
ワークショップ全体の感想として、
「すごくやる気になる内容でした。」
「大変実践的だと思いました。」
「一人ひとりにあわせてアドバイス頂けて非常に有意義でした。次回のワークショップも楽しみにしています。」
「理論的に、目標の立て方を学べたと思います。」
「ファシリテートしてもらいながらみなさんと共有することで、身を入れてやろうと思えました。」
「大変興味深く参考になりました。沓澤先生からいただいたコメントのおかげで、課題がクリアになりました。チャレンジしてみます!」
「障害や対策など広げすぎるのでなく本質的なこと、実現可能なものに絞る方向で考えられるとても良い機会でした。」
「根性論や精神論でしか解決できないと思っていたけど、こんな科学的アプローチがあるとは知りませんでした。気づきがたくさんありました。」
など、多くのポジティブな感想を頂けました。
また、9月、10月のチャレンジ振り返りワークショップに参加したいですか?という質問へは、ほとんどの方から「また参加したい!」と回答頂けました。
「60分では短いです」
とのコメントも頂けたので、次回は90分の開催を検討したいと思います。次回の目標の立て方ワークショップは、9/20(月・祝)を予定しています。詳細はHPでお知らせします。
以上、ヤッチャレくん中のひと報告でした。
